6月20日（月）

梅雨の合間に広がる晴れ間。
昨日に引き続き、暑い夏のような日でした。
と、言いつつも…半日ずーっと地下のスタジオだったので、お昼過ぎからは外の蒸し暑さ知らずだったのですが。

「歳三を愛した女」も本番まであと２週間と少し。
少しずつ形になってきて、先が楽しみだ。
ここからは反復して体に入れつつ、煮詰めていって濃度を上げていく作業。
初日の幕が開くまでに、どれだけ濃い塊ができるか、期待されたし。

殺陣の稽古を受けていて、改めて思ったことなんだけれど、舞台の上での「間」の大切さ、「型」の大切さ。
「間」が悪いという言葉があるように、ほんの少しでも何かタイミングがずれたり、引っ掛かるところがあると全体的に形が歪になってしまう。
決められた「型」をしっかり出来てから、自由にアレンジすることを「型破り」、「型」が出来ていないのにやろうとすると「型無し」になってしまう。

自分の世界を表現しようとすると、間が悪い型無しになってしまいがち。
見えない落とし穴にハマらないように、気をつけながら進んでいきたい。

２チームがそれぞれ最高のパフォーマンスが出来ますように。

今日は土方歳三の命日（1869年6月20日）である。
合掌。