冬晴れの東京で朝から爽やかなスタートでした。

…が、やはりオミクロンが急激に増えていて、注意を怠れない毎日が続いています。

特別な事は出来ないですが、今まで通り最善の予防対策で耐えるのみです。

さて、先日は特別企画『アヴェ・マリア』コンサートにお運び頂いた皆様、全国各地で応援して頂いた皆様ありがとうございました。

公演中にも少しお話しさせて頂きましたが、私柿迫は長いイタリア留学中において、ヨーロッパの空気にいわゆる『神様』の存在感を感じる事が少なからず有りました。

そもそもオペラのストーリーにはキリスト教等の宗教観が欠かせない物であって、必然的にキリスト教の勉強も必要でした。

それにプラスして、カトリックの総本山のイタリア留学で日々身近にイタリアの皆さんの敬虔な信仰心を感じながら生活し、キリスト教へのリスペクトも持つ事が出来ました。

しかし、イタリア人も長い歴史の中で様々な変化を経ているようで、ミラノの私の大家さんの息子で私の一つ下のステーファノは、知り合ってすぐ位の時期に『アキラ!お前の信仰する宗教は何だ？仏教か？』と聞かれて、私が『ニエンテ(特に無い)。』と答えると『イタリア人だけど俺もニエンテだ!』と、二人で笑い合った事を今でも思い出します。

コンサートでパリの話しも致しましたが、クリスマス前に夜行バスでパリへ向かう途中で深夜目にした、教会を囲むようにあった山間の小さな小さな村の、人気の無い素朴で温かいその佇まいに心が癒やされ、今でも目に焼き付いています。

…写真撮っておけば良かったなぁ😣

またアヴェ・マリアの様なコンサートも皆様に楽しんで頂けたら良いなあと思っています。

勿論迫力の漢歌のコンサートもお楽しみに!

早く皆さんとお会い出来ますように。

書道家の一ノ瀬芳翠先生に今年2022年寅年のの字を書いて頂きました。

力強く美しい！

自分の名前ですが、秀の字をこんなに美しく書けた記憶がありません😭涙