2023.07.0323:10
暗闇での対話 あきPの月曜日
みなさま、こんばんは
7月最初の月曜日。いかがお過ごしですか?
先日、「Dialogue in the dark」というものを体験してきました。
直訳すると「暗闇での対話」。
視覚障害者の案内により、完全に光を遮断した”純度100%の暗闇”の中で、
視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャル・エンターテイメントです。
5感を研ぎ澄まし、目以外の何かで物を「見る」体験ができます。
この体験を通じて、一番変化を感じたのは、人との関係性。
1グループ8人で行うのですが、最初は他人(初対面なので当たり前ですが)同士な関係が
暗闇の中で「言葉」を使って意思を伝達し合う間に、チームとしての結束が固くなるのがわかりました。
お互いにニックネームで呼び合って、視覚的情報が遮断されている中、
誰がどこにいるのか、何を見つけたのか、など、
言葉で細かくコミュニケーションを取っていたのが、仲間との距離を近くしたのだと思います。
また視覚障害者の方々にとって、この社会が常に「Dialogue in the dark」だとあらためて気付かされました。
普段から白杖を持った視覚障害者の方を見かけると、
時間の許す限り、声をかけるようにしているのですが
この体験を通じて、より積極的に声をかけようと思いました。
ちなみに、僕はこの体験中、顔に何かぶつかるのが怖くて、
白杖を持っていないほうの手を常に顔の前にかざしていました。
シーズンによって色々なシチュエーションの体験ができるので
興味がある方は是非行ってみて下さい。
https://did.dialogue.or.jp/
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